前回は個人的な都合で参加出来なかったため、久しぶりのBCになりました。伝え聞くところによると、前回のFi氏オーブ提供時の戦利品は惨憺たるものだったらしく、リベンジに燃えているようです。と言うよりも経済的な「死活問題」らしい。
今回の参加(オーブ提供)者は7名。場所がワールンの祠なので、『軍隊蠍の行進(サソリ)』と『模倣魔(目玉)』の2択で希望を募った結果、サソリ3戦+目玉4戦に決定。当たればデカイが外れるとショボイ大博打となるサソリ戦には、Ku氏・Fi氏のフレA氏・私が、手強いけれどそれなりの戦利品が望める目玉戦には、Fi氏・Sh氏・Mi氏・R子がオーブを出すことになりました。
ジョブ構成の組み直しや段取りもあるために、まずは先に目玉4連戦から。唯一の目玉戦経験者Sh氏の指導で作戦会議に入ります。
●『模倣魔』 クローソーオーブ(獣神印章30枚)
Lv制限無し・制限時間30分・制限人数6人。
相手はOsschaart(アーリマンタイプ)1体。魅了を使い、30秒毎に全員が順番に操られる。
操られているプレイヤーのジョブに応じた2時間アビを使ってくることがある。
だそうです。操られる順番は、最初がオーブ提供者で以降PTに誘われた順らしいので、BC突入前にわかりやすいように編成をし直します。操られた人間は念のために「@」で意思表示をし、その都度ララバイで寝かせ。あとはとにかくガIII系の精霊が痛いので、必ずスタンで阻止。吟遊詩人であるFi氏の働きが勝敗のカギを握っているとも言えるでしょう。
打ち合わせの後はrandomで1番手Sh氏、2番Fi氏、3番Mi氏、4番R子の順番に決定し、早速BCへ突入です。序盤から作戦通りに…と思ったら、どうも様子がオカシイ。PTリストを見ると5人…!? 「Fiさんが落ちてる!」
混乱の中、急遽操られた人間の寝かせ役に回るものの、魅了解除後に一々ケアルで起こしたり、スタン回しが間に合わなかったりで、間を置かずに劣勢に。「撤退! 逃げて」の声の中、敵と、操られた人間と、戦闘不能になる者が入り乱れてのスラップスティック。結局1戦目は敗退してしまいました。
復帰後しきりに恐縮するFi氏。気を取り直して、本人がオーブを提供する2戦目です。
「今度は、中へ入ったら仕掛ける前に点呼しよう」ということで突入。するとやっぱりイヤな予感は的中して、BC内には5人…。BC外に復帰したFi氏を誘い直して、なんとか中で合流し、準備を整えた後に突撃。
しかし、綿密に打ち合わせしたはずのスタンが、妙にリズムが合わずに被り気味です。そして、私のスタンが終わり、次の番がKu氏となったところでKu氏に対して魅了が発動。自分の番を終えてストンスキンの貼り直しを唱えていた私は、最悪のタイミングで始まった目玉の詠唱に対応出来ず、全員にガ系が炸裂してしまい半壊。最後に残ったのは、魅了されているR子とMi氏の二人です。
「逃げてー」の声で出口へと走るMi氏と、操り人形のように目玉の後をヒョコヒョコついて回るR子。不謹慎ながら、これだけで十分可笑しいシチュエーションだったところに、脱出寸前で引き寄せを食らったMi氏が魅了され、虚ろな足取りでR子を追いかけ始めた場面では笑いを堪えきれませんでした。しかし、負けは負け。2連敗です。
この日は休みの前日ということもあって、ワールンの祠もそれなりに盛況でした。「もし次も負けたら、(恥かしくて)HPに戻っちゃいそうだw」と言うSh氏を中心に、念入りに戦術を組みなおして背水の陣で臨んだ3~4戦目は、順調に勝利を収めることが出来て一安心。戦利品も堅実な中当たりで、Mi氏はともかく、いつもはドロップ運が最低のR子が珍しくまともなモノを獲得。それにしても、Fi氏のBC運の悪さは気の毒で目も当てられません。
続くサソリ3連戦は手慣れたもので、打ち合わせもせずに手堅く全勝。
しかも、オーブ提供2番手のA氏の番では、「劇毒サソリの爪」を含む600万コースの大当たりが。ツメが出る出るとは聞いていましたが、本当に出たのは初めて見ましたよ。
3番手のKu氏もインゴット他を含むそこそこの当たり、1番手だった私はと言うと…。
アヌビスナイフ、ウォーウルフベルト、バイルエリクサー+1、フェニックスの尾他。
オツカレサマ。Fi氏を気の毒がってる場合じゃないですね。