カテゴリ:クルマ生活( 15 )
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2006年 02月 11日 |
最近発売された「京商・Alfa Romeo ミニカーコレクション」という商品があります。
1/64スケールの小さな手の平サイズ、1個367円と手頃な価格ながら、その精巧さと造形センスは「さすがキョーショー」と唸らせる出来。当然アルファ好きのみならず、コレクターの間でも話題になっているのですが、数量限定の上に販売経路が特殊(サークルK・サンクス限定)とあって、入手に難儀している人も多いようです。これを書いてる現在、たぶん店頭にはほとんど残ってないでしょう。

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車種構成の方もなかなかツボを突いており、ラインアップを見れば全部欲しくなるというのがファンの心情。ところがこの手の商品のご多分に洩れず、ブラインドボックス仕様(つまり中身がわからないアレ)なので、フルコンプリートしようとなると結構な覚悟が必要になります。実は私も、近所のサンクスに無理を言って取り置きをお願いし、所謂「オトナ買い」をしてしまいました。

しかし、これだけ買えば全部集まるだろうとワクワクしながら開封したところが、何と2車種だけが見つかりません。「なんてこった…」と溜息をつくと同時に、頭の中のご近所データベースで近場のサークルK・サンクスを検索していました。
最初に向かった2軒は入荷なし。3軒目でやっと見つけ、財布の中身と葛藤しつつも、売れ残っていた8個を全部購入。レジの女の子には「これ、朝からドンドン売れてますよ。お好きな人が多いんですねぇ(クスクス)」と対応されましたけど、気にしませんよ。

…と、ここまで頑張ってみたものの、最後の1台(155・ボディカラー赤)だけは手に入りませんでした。
そういうわけで私は今、数十台のアルファ・オーナーです。ええ、実車は147が1台のみ。





b0025831_14444423.jpg←8C Conpetizione。(たぶん)世界初のミニカー化ですが、とても美しいプロポーションをしています。
ホンモノの方は、BMWからやってきた新COO(ジュースではなくて最高執行責任者)のおかげで、量産化されることなくお蔵入りになりそうな気配…。Alfa経営の建て直しが急務とは言っても、市販化寸前までプロジェクトが進んでいたはずなのに残念です。

2005年 02月 14日 |
b0025831_18113581.jpg車検が近づいてきました。
以前に乗っていたドイツ製2ボックスは、ディーラー網が整備されていたおかげで国産車並みの出費で済みましたが、こいつはそういうわけにはいかない気がします…。


そう言えば先日、電子デバイスによるアシストのありがたさを身を以って体感する機会がありました。
走り慣れていない山間の夜道を走っていた時のこと。それまで比較的速いスピードで気持ちよく曲がってきたせいもあり、つい十分な減速を怠ったまま右のブラインドコーナーに飛び込んでしまいました。
ところが思ったより奥のRがキツい。完全にオーバースピードです。幸いアウト側には植え込みと広い緩衝帯があり、大きな事故になるような状況ではありませんが、クルマへのダメージは避けられません。
「ヤバイ。これは左のフロントがイッたかな」と思いつつ、コーナーの途中でステアリングを切り足しながら横滑り覚悟でブレーキング。制御出来るような速度域ではないので、完全なご法度のはずでした。ところが。

b0025831_18122275.jpgクルマはABSのストンピングと共に、軽くタタラを踏むようにスキッドして僅かにアウト側に膨らんだ後、接地感を保ったまま驚くほど思い通りに向きを変え、何事もなかったかのようにコーナーを抜けてしまいました。VDC(車両安定装置・動的安全性をコントロールする機構)がフルに働いてくれたおかげです。

ただ、そのことに感謝しながら胸を撫で下ろすと同時に、複雑な気持ちになりました。
その性能を知っていて利用しようと思ったわけではなく、不意に頼ってしまったという事実。使いこなすというより、恩恵に与る感覚。自分の運転技術の及ばない領域で、「おっとご主人様、それはマズイよ」と手を引かれたような気分です。


安全という名目において、日々進化し続ける様々なアシストデバイス。
目に見えないところで気付かれることなく人間のミスを補正してくれる便利な仕組み。
『道具の進化と人間の退化は比例する』とまで大袈裟なことを言うつもりはありません。
しかし、こうやってヒトは何らかの手助けがないと、道具をまともに扱うことが出来なくなっていってしまう気がします。
クルマに限らず。




b0025831_18133429.jpgおーまーえーかー!
いつもフロントグリルにオシッコひっかけていくのは。
2005年 02月 03日 |
「やっと」と言うか、「今頃」と言うか。
待ちに待ったブレラ(BRERA)の市販モデルが、今度のジュネーブショーで発表されるようです。
コンセプトモデルとして発表され、熱狂的な支持で受け入れられたのが2002年の同じジュネーブショー。実際の発売は今年の暮れか来年になりそうだということで、実に3年以上の月日が流れてます。何やってたんだ。

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市販予定モデルはオリジナルのエッセンスを巧みに盛り込み、イメージを崩すことなく具現化されてるようで安心しました。
若干エッジが立ち過ぎて、コンパクトにまとまってしまった感もありますが、これはショーカーの量産化に際してはどうしても避けられない宿命。元々は、ジウジアーロが片思いの相手として勝手にでっち上げた「アルファロメオの理想形」だったことを考えると、ここまで再現したことについては素直に称賛したいところです。
グラマラスな曲線美とアクの強い顔は、個人的に今所有したいクルマのナンバー1ですが、発売されても気軽に手の届くような価格にはなりそうにないので、今の愛車で満足するしかありません。

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しかし。現行ラインアップのフェイスリフトに、ブレラのイメージを安直に取り入れることだけは納得しかねています。いや、私ごときが反対したところで、もうやっちゃってますが…。
おかげで救世主だった156もフェイズIIIで販売不振に陥り、今回フェイズIIに移行した147もなんだかパッとしない顔に。全くの私見ですが、147に関してはこの顔になったことで、マス(塊)としてのデザインソースがシビック(5th・通称スポーツシビック)のパクリらしきことが益々強く感じられるようになりました。(当時、正規輸入のないイタリアでも「チビック」と呼ばれ、プレミアム性が高かったようですから)
試しに雑誌の写真とかのグリル辺りを指で隠して見てください。ほら…。


親方FIATの深刻な経営不振。訴訟沙汰になりそうなGMとの資本提携の縺れ。突然の人事異動や更迭。
久しぶりのスーパーカーになるはずだった8C Competetioneの計画凍結。
まるで数年前までの快進撃がウソのように、アルファロメオは何度目かの冬の時代に差し掛かりはじめていると思えてなりません。絶望的な噂ばかりが流れる中、一ファンとしてせめてブレラが無事に走り出すことを祈ってます。
街で走る姿を、是非この目で。




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↑2002年ジュネーブショーでのブレラ。企業として右肩上がりだったイケイケの雰囲気が漂ってます。
当然、市販モデルのドアはこんな風には開きません。
2005年 01月 18日 |
相変わらず"GT4"のフォトモードにハマってます。
前回の日記までは、「フォトトラベル」という専用に造りこまれたロケーションに静止状態のクルマを配置して撮影するモードでしたが、今回はもうひとつのモード「フォトドライブ」を使って撮ってみました。
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これはレースモードで使用するコースを自分で走り、その走行中のリプレイ画面の中から好みの瞬間を選んで撮影モードに入るというもの。こう書くと、ビデオやDVDの一時停止画面を取り込むようなものかと誤解されそうですが、ちょっと違います。

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再生中の画面を一時停止させる部分までは一緒。しかし、このフォトドライブではそこからの自由度の高さに驚かされます。なんと、自分が選んだ瞬間に64種類ものカメラアングルが用意され、さらに手動によるアングルの微調整、シャッタースピード、絞り他、トラベルモードと比べて遜色ないほどの本格撮影が可能。逆にトラベルモードよりも躍動感のある画像がお手軽に、しかも熟練したレースカメラマン並みの技術で撮れてしまいます。

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背景についても、実際のプレイで使うコースなのでトラベルモードには劣って当然かなと思いがちですが、撮り方と場所を少し工夫すれば、トラベルより遥かにリアルな画像に仕上がります。これには"GT4"全体のグラフィック・クオリティの高さを痛感するとともに、作り手からの「隙はないよ」という自負が伝わってくるようで、素直に感心。

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…自分の日記で「クルマ生活」と称したカテゴリーに分類しておきながら、ゲームの話ばかり。
これじゃFFXI日記と変わらないじゃないかと笑われそうです。しかし"GT4"には、クルマ好きをそうさせてしまうほどの魅力が溢れています。


現在の化石燃料(ガソリン)を使用する内燃機関(エンジン)で走る「クルマ」は、そう遠くない将来に絶滅してしまうでしょう。工業製品として、生活の足として、そして何より魅力的な趣味の対象として栄華を誇ってきた「クルマ」は、経済性とエコロジーの追求によって「交通機関の一端」へと姿を変えざるをえなくなっています。それはまるで、地表を我が物顔で歩き回っていた恐竜が、必然的に小型の哺乳類に取って代わられたように。

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でも今はまだ、「カッコイイ」「スゲー」「ハヤイ」クルマを、遠くても現実の存在として夢を見ることが出来る。それは架空の宇宙船や、過去には存在したけれど実感することの叶わない乗り物に想像を馳せることとは大きく異なります。

そして、ゲームとは言え、その夢の延長線上にある念願のクルマを手に入れられる。好きな場所に持ち込んで走らせ、美しい写真に収めることが出来る。クルマ好きにとって理想の生活に近いことを、不完全であっても、仮想世界ではあっても、こんなクオリティで体験できるなんて素敵じゃないですか。
2005年 01月 14日 |
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前回に続いて"GT4"のフォトモードに夢中。
あまりにも綺麗なせいと、ジュリアを入手した嬉しさで、調子に乗ってパシャパシャ撮ってしまいました。
このところ大きな画像が多くてすみません。


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でも実際の仕上がりデータは、1280x960という結構な高解像度。
ハガキ程度の大きさにプリントアウトしても鑑賞に耐えられます。19インチのモニターなら壁紙にも最適。
良い画を撮ろうと没頭すると、時間が過ぎるのが早い早い。罪なモードをつけてくれたものです。


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2005年 01月 12日 |
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愛車で嵯峨野へ行ってきました。


ウソです。実はコレ、"GRAN TURISMO 4"というTVゲームの中のフォトモード機能で撮った画像。
…凄いですよねぇ。こんなことが出来るようになっちゃってるんですよ。バーチャルで。

"GRAN TURISMO"は、知ってる人はよく知ってるクルマゲームの最高峰。シビア過ぎる挙動で好き嫌いは分かれるところですが、そのシリーズ最新作が昨年末に発売された"4"で、2日間で100万本(!)売れたそうです。新作が発売されるたびにその映像表現の進化に驚かされてきましたが、今回もまた想像以上でした。
中でも映像出力が1125i(ハイビジョン信号)に対応したことが大きく、フルスペックでプレイするとPCゲームを凌駕するほどの鮮明さ。綺麗すぎて逆にリアルさが損なわれるという贅沢な仕様。これ、実際にプレイすると本当に驚きます。

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ゲーム内容は説明するまでもなく、レースを中心にバーチャルカーライフを楽しめるというもので、稼いだお金によってクルマを購入していくわけですが、前作までは夢の愛車を手に入れて自分の手で走らせるまでで完結していました。
ところが今回は、いくつか用意された世界の名所に自分の愛車を持ち込んで、好きなカメラ位置から撮影できる「フォトモード」が追加。これがまた凝ったモードで、クルマ位置やアングルはもちろん、レンズ、絞り、光量その他、リアルのスチル写真とほとんど同じ要領で撮影が出来てしまいます。
名所だけでなく様々なレースコースでも撮影が可能で、ゲームが終わっても自分の走りに酔い痴れることもOK。なんと、ニュルブルクリンクなんかコース全長20km以上が収録されてます。あのニュルが。

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本当なら叱られるような場所、南禅寺の参道でもこのとおり。
念願のジュリアスプリントGTAも手に入れたことだし、今度はドコで撮ってみようかな。
2004年 11月 28日 |
b0025831_1338550.jpg信じられないほどの数の台風が上陸した今年。
気がつけば車検を通さずに放置気味の我がバイクにも塩害の魔の手が。

久しぶりにエンジンに火を入れてやろうと陽の当たる場所に出してみると、後付の安物デュアルヘッドライトはサビサビに、本メッキ部分やマフラーにも曇りと錆がいっぱい…。
ゴシゴシ洗ってやりましたが、錆落としとメッキクリーナーを買ってこないと落ちるわけがありません。

参りました。一番苦手なんですよ、コツコツ磨くのは。
2004年 11月 09日 |
b0025831_17475218.jpgb0025831_17481229.jpg所用で夜の中距離ドライブ。

そしていつも夜になって思い出す、ロービームの光軸のズレ。
照射範囲が手前過ぎる(つまり低い)せいで、暗い道を早いペースで飛ばすとすごく怖い思いをします。そのくせ、ハイビームは異様に明るくて高い。
そんなものちょこっといじれば済むだろうと思われるかも知れませんが、これまた厄介な仕様になっていて、ディーラー以外でいじるなとマニュアルに書いてある。
輸入車にはよく見られる光軸補正機能がついてる為で、専用の治具やらテスターやらが必要らしいのです。

補正機能がついてるならそれを使え? 仰るとおり。
ところがこの機能は後席やトランクに重量がかかった時にライトが上向きになるのを調整する(下げる)ための機能で、デフォルトの位置から遠くを照らせる(上げる)ようにはなっていないのです。

変なとこばっかりに凝りやがって。ライトの光軸ぐらい自分でいじらせろ。
ディーラーへの持込を忘れてる私が悪いんですけどね。

あ、そういえばリコール対策の通知も来てたような…。春頃に…。
2004年 10月 26日 |
b0025831_16554238.jpgAlfa147がフェイスリフトによってフェーズIIに移行する模様。

モチーフは継承しつつ、洗練されたスマートなデザインに …なんだコレ。
156のフェーズIIIと同じように、個性を潰したいようです。
147、GT、156、166(これはもう消えるらしい)が同じ顔つきになってしまいました。
Alfaともあろうメーカーが、今更こんな手法でブランドイメージを構築する必要もないでしょうに。

ジウジアーロの手腕は偉大です。
しかし156にしろ147にしろ、発表時(フェーズI )から彼がトータルでデザインしていたら、ここまで熱狂的に受け入れられてたでしょうか。
「元々のオリジナルはワシのデザインだった」という暴露話も、なんだかいただけません。
近年のアルファ復興の立役者だったウォルター・デ・シルバの功績が消されていきます。

いいのか。 本当にこれで。
2004年 10月 15日 |
先日も書きましたが、FIATグループは何処に向かおうとしているのか。

街で見かけたNew Pandaは、私にとって軽自動車の粗悪なフェイクにしか写りませんでした。
Puntoは大きくて凡庸なシェイプのライトでオリジナルデザインのシャープさが台無しになり、Barchettaも国籍不明の今風なオープンカーに。どちらも商品力の新鮮さを掘り返すことだけが目的の、小手先のフェイスリフトです。
LANCIAはブランドネームだけの存在になって久しく、156から始まったAlfaの快進撃もグループ全体の不振のせいでそろそろ雲行きが怪しい。

ハードとしては世界水準に遅れをとっていても、スタイリングやクルマとしてのトータルなセンスに特化した存在。
意図したものではなくても、「いい加減さ」と「こだわり」の不思議なバランスがイタリア大衆車の特色だったはず。

b0025831_14303670.jpgそれは優れた工業製品を作ることの出来る国・日本の視線で見た、ある意味勝手な「驕り」かも知れません。
しかし、独自の文化性を殺してまで没個性化したグローバルなプロダクトには、道具として何の魅力もないことは確かです。

発売に向けて開発が噂されている新チンクエチェント(Trepiuno)だけは、誤った方向に進まないように祈ってます。
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The Original by Sun&Moon