以前にも何度か触れてきましたが、12月中旬以降、特にここ数日の一部人気アイテムの競売価格は、通常の経済感覚では考えられない程の高騰を見せています。クリスマス特需などと澄ましていられない、まさに狂乱物価です。
普通のプレイヤーの手が届く上限と思われていた人気装備は、既にこの通り(12/25現在・Siren相場)。しかし実際の高騰は、需要の限られたアイテムや、普段目立つことのない低~中額商品にまで及んでいます。
worker達によって次々とシステムから紡ぎ出されるギル。何の躊躇もなくそれを利用するRMTerの増加。絵に描いた餅ほどの抑止力さえ持たない規約。そして、歯止めの効かないモラルハザード。運営側が屁理屈と逃げ口上ばかりを並べ立て、これを市場原理に沿った経済活動の必然的な結果だと言い張るのなら、どうしようもありません。
ヴァナ・ディールの経済は、一体何処へ向かおうとしているのでしょう。
沈みかけた船は、舵さえ効かないというのに。
《オマケ》 "エルヴァーンF4銀髪 イメージ向上計画" - 同フェイスのフレモンク・Al氏と千骸谷にて -