その間に、気まぐれなアルタナ神が再降臨。
おかげさまで、デュナミス-ボスディンでデュエルタバード(胴)を獲得することが出来ました。私が参加し始めてからの裏氷河では、赤魔道士のレリック装備(通称AF-II)が出た試しがなかったので、自分にとっての初物をゲットしたということになります。
何と言っても一番驚いているのが本人。とは言え、デフォルトの低ロット仕様が変更されたわけではなく、この日のロット結果も600台でした。たまたま赤魔道士の数が少なかったことと、たまたま他の希望者さんのロットが低かったことが幸いしただけで、ツイていたとしか言い様がありません。
今まで何度も複数ドロップがあった三国においても未だに1個しか獲得出来ず、競争率の高い氷河やザルカはほとんど諦めていただけに、どういう風に喜んでいいのか分からないぐらいです。
とりあえず、【やったー!!】でいいですか。間違ってませんよね?
さて、改めてその性能を見てみると…
【デュエルタバード】 ※AF-II(胴) Lv74~ 赤
防45 MP+24 AGI+4 回復魔法スキル+10 ファストキャスト効果アップ
注目すべきは、言わずと知れたファストキャスト効果アップです。AF-Iのシャポー(頭)と合わせれば超速キャスターの出来上がり。実際に唱えてみれば、体感出来るほどの差がありました。
…しかし、赤魔道士の皆さんならご存知の通り、AF-Iの性能も優秀で捨てたものではないのです。
【ワーロックタバード】 ※AF-I(胴) Lv58~ 赤
防44 MP+14 CHR+5 詠唱中断率10%ダウン 弱体魔法スキル+15
結局、格下相手やソロでのタイマン、強化・回復の場合にはAF-IIを、裏やNMなどLv補正のキツイ格上相手に弱体を撃つ場合にはAF-Iと、TPOに応じて使い分けるのがベストのようです。
個人的には、気休め程度の効果アップのために戦闘中に頻繁に変身する「微妙着替えマクロ」はあまり好きではないので、多用することはありませんでした。しかし、これだけの性能差(方向的差異)があると、やはりマジメに着替える必要がありそうです。反省。
最近では街で見掛ける機会も多くなったので、デザイン面をわざわざ紹介するまでもないですが、かなりシックです。
胴装備は面積の広さもあり、意匠の違いが一番目に付く箇所。中でも赤魔道士は特にデザインの変化を強く感じさせるものになってるように思います。AF-Iが演劇の衛兵の衣装なら、AF-IIは博物館に展示された軍服。AF-Iがナイロンと洗剤の匂いなら、AF-IIはカビと防虫剤の匂い。そんな感じじゃないでしょうか。
細部を検分すると、金属製になった肩アーマーや胸元の紋章がオシャレな前身頃、同系色の細かい紋様が入ったスカーフ等が個人的には好印象の部分。逆にバックスキン調の肩部や、ボールドストライプでピエロのような袖は、ちょっと…。どうせなら両部分とも黒の革調にしてくれたらよかったのに、とも思ったり。
それでも、ただの色違いに留まらず、テクスチャーだけでここまでデザインと素材感を変えたことは、歓迎すべきところです。
AF-IIも、これでやっと2ヶ所。いや、まだ2ヶ所。
幸運の女神には後ろ髪がないので通り過ぎてからでは遅いそうですが、私が見かける女神はいつも丸坊主のような気がします。でも、ベストを尽くしていたら、そのうちに髪の毛も体毛もボーボーの女神も通るでしょう。
…そんな女神に声をかけるのは勇気が要りますよ。