アトルガン・ミッションにおいて個人的に残念に思う点は、
全世界を巻き込みかねない大事件(ラグナロク=神々の黄昏)を謳いながら、
今一つスケール感に欠けていたことでしょうか。
一点は、各国の名だたるNPCが要所に絡んできたにも拘らず、
終盤に差し掛かるにつれてカメオ出演的な扱いになってしまったこと。
もう一点は、ラスト・バトルが閉塞的な遺跡内のみで終始するせいか、
世界の命運を掛けた一戦が極めて局地的な小競り合いに見えること。
プロマシアに比べて分かりやすいストーリー運びだっただけに、
もう少し壮大な大風呂敷を広げても良かったように思います。
それでも、ルザフとラズファードの確執とその原因、それぞれが受け入れた宿命、
そしてアフマウの背負わなければならない生き方には素直に泣けました。